猫の飼い方…猫を飼うのがはじめての人にもしつけのことから、病気や避妊のことまで分かりやすく解説。

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猫の病気(1) FeLV感染症(猫白血病)
Sunday, December 03, 2006
外にいるのら猫の10頭に1頭は猫エイズかこの猫白血病に感染していると言われています。感染猫のだ液によって経口感染し、特ににFeLVに感染した母猫が子猫をなめ、育てるなかでウイルス感染を広げることが非常に多い。ケンカ、グルーミング、ペット食器の共有などでも感染します。人間への感染はありません。

感染すると、主に「骨髄」で増殖して造血機能に悪影響を及ぼし、赤血球や白血球、血小板などの減少や異常増殖を引き起こします。

感染後2〜4週間で発熱、元気がなくなる、などの初期症状が起こります。一度症状は収まりますが、数週間〜数年後に再度発症し、死に到ることもあります。白血病の原因となったり、免疫力が低下し、流産や腎臓病、リンパ腫等の病気の原因にもなります。

症状は食欲不振、体重減少、貧血、下痢、発熱、脱水、鼻水、口内炎など。
現在直す治療法はありません。抗生物質やインターフェロンで、病気の進行を遅らせます。

予防接種はありますが、予防効果は80%と言われています。また現在問題点として、ワクチン誘発性の腫瘍(繊維肉腫)の問題があります。(50頭〜10000頭に1頭の割合で起こるとされています。)またショック死や、体の弱っている猫は猫白血病を発病してしまうなどの副作用も報告されています。

ただFeLV感染症は感染してもウィルスが体内から消える確率が、ほぼ50%あります。ウィルスを排除出来なかった猫は、持続感染(キャリア、ウィルスが体内に残る)となります。4ヶ月後の検査でも陽性の場合は、持続感染と判断されます。持続感染となる割合は30%ほどで、その多くは発症し、50〜70%が感染後2〜5年以内に死亡する場合が多く、特に子猫の場合は発症しやすく死亡率も高いです。ただ持続感染の猫で発病するのは30%ですので、生涯発病せずに寿命をまっとうする猫もいます。 あきらめずにインターフェロンなどで免疫力を高める治療で見守ってあげましょう。
posted by Miki @ 11:03 PM  
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